牧場紹介:石橋ステーブル
美浦トレセン近くにあった武田牧場の売却に伴い、武田牧場で場長を務めていた石橋敏行氏が独立し、2014年9月に開業した牧場です。
独自の牧場は持たず、美浦トレセン近くのオークヒルファームとリトルブルーファーム(旧称 小野瀬ファーム)に馬房を借りる形で運営しています。関東では牧場内牧場の形態が多いですね。
武田牧場の従業員の皆さんも石橋代表と共に、現在は石橋ステーブルさんで働いています。
休養馬はオークヒルファームに、レースの近い馬はリトルブルーファームと使い分けをしています。
また、石橋氏は美浦トレセンにて「重賞請負人」の異名を持つ獣医師の可世木先生との付き合いが古く、牧場の馬も可世木先生によってしっかりケアされています。
ディオーサシチーに注射を打つ可世木先生
石橋氏は友駿ホースクラブとの繋がりも深く、上原師、古賀慎師、田中清師、和田雄師とクラブの橋渡しも行っています。
また、開業時には湯島の焼き鳥屋さんから、胡蝶蘭2セット届いています。
馬房数を倍増する計画もあり、将来が楽しみな牧場です。
牧場紹介:幌村牧場
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幌村牧場さん生産のシチーは、ここ10年間で28頭デビューし、勝ち上がり15頭と勝ち上がり率は50%を超えています。クラブの勝ち上がり率は約25%ですので、幌村牧場さんの馬がいかに走るかは一目瞭然です。
クラブの現役馬には、グランドシチー、ゲルマンシチー、ディオーサシチー、ハドソンシチー、ラフィネシチー、クラージュシチー、コンクエストシチー、リアンシチーがおり、クラブを支える大切な牧場に位置付けられています。
馬選びで迷った時には、幌村牧場さんの馬を選ぶのも手でしょう。
今後はクラージュシチーの生産牧場として、さらに注目を集めることになりそうです。
現在、幌村牧場さんには、クラブの繁殖牝馬エレアシチーとケープタウンシチーがいます。
ケープタウンシチーは今年ステイゴールドの牡馬を出産しており、来年募集の予定です。
また、今年はエレアシチーにエスポワールシチーを、ケープタウンシチーにハーツクライを種付けしています。これも楽しみですね。
以前は、アスコットシチー、クラージュシチーの母である繁殖牝馬リボンシチーもいましたが、クラブの意向で処分されてしまいました。クラージュシチーがリボンシチー最後の仔です。
アスコットシチーがもう少し早く覚醒していれば、今でも繁殖を続けられていたかもしれませんが、こればっかりは仕方の無いことですね。