ついにこの日がやってきました。ヴァンベールシチーのデビュー戦。
東京芝1800m戦と最高の舞台が用意されました。
今日はG1デーなのでいつもより早く競馬場に向かい、そこそこ良い位置にこの日のために準備したヴァンベールシチーの横断幕を張りました。
G1デーに3歳未勝利戦出走馬でしかも人気の無い初出走の馬の横断幕は一般の競馬ファンから見れば違和感ありありだったかもしれません(笑)
顔写真付きの横断幕は珍しいんじゃないかな。インパクトはあったと思います。
ちなみに、写真は当歳時に牧場で撮影したものです。ヴァンベールシチーの背景がグレーになっていますが、実はこれ、ヴァンベールシチーのお母さんのケープタウンシチーのボディです。(ここまでこだわって写真を厳選しました)
ヴァンベールシチーは大外枠16番。馬体重は422キロ。
既に新馬戦は終わってしまい、未勝利戦でのデビュー。
追い切りで好時計を出していたわけでもなく、厩舎コメントも弱気で、新聞の印もほとんど無く、8番人気で単勝50.7倍でした。
ヴァンベールシチーがパドックに登場。メンコしてますね。額の白丸が隠れてしまってる。
父ステイゴールドに似て小さいです。もっとカリカリしているかと思いましたが意外とおとなしかったかな。
見るからに強そうとかそういうタイプではありません。
このレースに栗毛の馬はたくさんいましたが、他の馬のほうが良く見えたりも。
騎乗命令がかかり、まずは池上昌弘調教師が馬体をチェック。
母ケープタウンシチーを師が管理していたことから、ヴァンベールシチーも是非とも預かりたいとなったそうです。
鞍上は柴山騎手です。このコンビでどんなレースを見せるのでしょうか。
デビュー戦なので、ケープの子だし、走ってみないと分からないよのワクワク感と、何とか5着に入って優先出走権を取って欲しいなあという現実感が管理人には交差していました。
優先出走権が取れなかったら、函館在厩もあり得るかな。函館の午前中のレースに遠征するの大変なんだよなあとか真剣に考えていました(笑)
本馬場入場。早めに返し馬に移行していました。
何か、口割って走ってないか?大丈夫なのかな。
(レース後、柴山騎手は「返し馬では前向きさを感じた」とコメント)
もうすぐ出走です。
最後にゲートインするヴァンベールシチー。
東京芝1800m戦って大外枠は不利と一般的に言われますが、経験馬相手にデビューするヴァンベールシチーにとっては包まれず自分のペースで走れる絶好枠だったと思います。
ゲートが開き、スタート。
ヴァンベールシチーも普通にゲートを出ることができました。
しかし、この後すぐにつまずいてしまいます。
あっという間に最後方になってしまいました。
レースはこのまま流れます。
ヴァンベールシチーは最後方のまま、先頭からは20馬身位後ろです。
あああ、終わってしまった。走ってくるだけになってしまうなあ。
隣で見てたオーナーさんは「これで勝てたら、G1馬だ」とも。
3コーナー、4コーナー、直線入り口と最後方のままでした。
直線に入り、柴山騎手が馬を外に出して外差しを狙います。
しかし前を走る馬も伸びて差は詰まらず。(残り400m地点)
残り300m付近から、ヴァンベールシチーのスピードが乗ってきます。掲示板あるか!
残り200m、ヴァンベールシチーの勢いが止まらない!
キタキタキターーーーーー!!!
あと1頭交わせ~(管理人、絶叫中)
差したーーーーーーー!!!
うわあ、最後方から差し切って勝ってしまったーーー!!!
管理人周囲のオーナーさん達は絶叫中(笑)
こんなことがあっていいのか~!!!
カメラを友人に預けて、私は口取り集合場所に走りました。
集合場所に集まったオーナーの皆さん興奮状態でしたね。ヴァンベールシチーの名付け親さんが「緑の風が吹いた!」と言っていました。
横断幕作っておいて良かった~
やっぱ、キンバリーシチー⇒ケープタウンシチーの牝系ラインは凄いなあ。
ウイナーズサークルにヴァンベールシチー登場。
さすがに汗びっちょりでした。でも、興奮してはいなかったですね。
「ちょっと一汗かいてきたけど、何か?」みたいな感じでした。まだまだ余力ありそうです。
まずは関係者だけで口取り記念撮影。
その後、会員さんも入っての記念撮影。
ヴァンベールシチー優勝おめでとうございます!
ここからは管理人の独り言。
管理人は祖母のキンバリーシチーから所有しているのですが、母ケープタウンシチーの現役時は色々ありました。
ケープタウンシチーがスーパー未勝利戦を勝てなかった時は、ケープタウンシチー所有会員さんを集めて、なんとか現役続行してくれと愛馬会にお願いし、
ケープタウンシチーが重度の屈腱炎になってしまった時も、会員さんを集めて、どれだけでも待つから現役続行してくれと愛馬会にお願いし、
ケープタウンシチーが繁殖に上がった時には、会員さんを集めて、初年度はステイゴールドを付けてくれと愛馬会にお願いしました。(ケープの母父がメジロマックイーンでしたので、父ステイゴールド、母母父メジロマックイーンの今までなかった配合に夢を求めました)
こちらの願いが通じたのか、初年度にステイゴールドを付けてもらいました。
当歳時に牧場に会いに行き、これは走ると直感で感じたので皆さんに薦めるとともに、募集時にはこれは売れ残りを出してはいけないと営業活動を頑張り、募集開始から数カ月で無事満口になりました。
ヴァンベールシチーは初子ということもあって元々小柄な馬でしたが、母ケープタウンシチーは1歳時にもっと小柄で、その後成長して480キロ位までになったので、気にしていませんでした。
ヴァンベールシチーはステイゴールドの影響なのか小柄なままでデビューも延びに延び、管理人を信じて買ってくれた人には申し訳ない気持ちで、重い荷物を背負っている状態でした。
今日の劇的な快勝で管理人の重圧もやっと解消された気がします。
終わってみれば、やっぱ、ケープタウンの子は強いじゃん、予想通りじゃん。信じて良かった。この一言に尽きます。
今後は怪我無く無事に勝ち星を増やし、父の勝ったG1を勝ってくれれば個人的にはOKです。
愛馬の中でも思い入れの強い馬だけに、デビュー戦勝ちできて良かった~
こんな体験、一口馬主の醍醐味だなあ。
愛馬会の皆さん、厩舎関係者の皆さん、牧場の皆さん、生産者の皆さんありがとうございました。
東京芝1800m戦と最高の舞台が用意されました。
今日はG1デーなのでいつもより早く競馬場に向かい、そこそこ良い位置にこの日のために準備したヴァンベールシチーの横断幕を張りました。
G1デーに3歳未勝利戦出走馬でしかも人気の無い初出走の馬の横断幕は一般の競馬ファンから見れば違和感ありありだったかもしれません(笑)
顔写真付きの横断幕は珍しいんじゃないかな。インパクトはあったと思います。
ちなみに、写真は当歳時に牧場で撮影したものです。ヴァンベールシチーの背景がグレーになっていますが、実はこれ、ヴァンベールシチーのお母さんのケープタウンシチーのボディです。(ここまでこだわって写真を厳選しました)
ヴァンベールシチーは大外枠16番。馬体重は422キロ。
既に新馬戦は終わってしまい、未勝利戦でのデビュー。
追い切りで好時計を出していたわけでもなく、厩舎コメントも弱気で、新聞の印もほとんど無く、8番人気で単勝50.7倍でした。
ヴァンベールシチーがパドックに登場。メンコしてますね。額の白丸が隠れてしまってる。
父ステイゴールドに似て小さいです。もっとカリカリしているかと思いましたが意外とおとなしかったかな。
見るからに強そうとかそういうタイプではありません。
このレースに栗毛の馬はたくさんいましたが、他の馬のほうが良く見えたりも。
騎乗命令がかかり、まずは池上昌弘調教師が馬体をチェック。
母ケープタウンシチーを師が管理していたことから、ヴァンベールシチーも是非とも預かりたいとなったそうです。
鞍上は柴山騎手です。このコンビでどんなレースを見せるのでしょうか。
デビュー戦なので、ケープの子だし、走ってみないと分からないよのワクワク感と、何とか5着に入って優先出走権を取って欲しいなあという現実感が管理人には交差していました。
優先出走権が取れなかったら、函館在厩もあり得るかな。函館の午前中のレースに遠征するの大変なんだよなあとか真剣に考えていました(笑)
本馬場入場。早めに返し馬に移行していました。
何か、口割って走ってないか?大丈夫なのかな。
(レース後、柴山騎手は「返し馬では前向きさを感じた」とコメント)
もうすぐ出走です。
最後にゲートインするヴァンベールシチー。
東京芝1800m戦って大外枠は不利と一般的に言われますが、経験馬相手にデビューするヴァンベールシチーにとっては包まれず自分のペースで走れる絶好枠だったと思います。
ゲートが開き、スタート。
ヴァンベールシチーも普通にゲートを出ることができました。
しかし、この後すぐにつまずいてしまいます。
あっという間に最後方になってしまいました。
レースはこのまま流れます。
ヴァンベールシチーは最後方のまま、先頭からは20馬身位後ろです。
あああ、終わってしまった。走ってくるだけになってしまうなあ。
隣で見てたオーナーさんは「これで勝てたら、G1馬だ」とも。
3コーナー、4コーナー、直線入り口と最後方のままでした。
直線に入り、柴山騎手が馬を外に出して外差しを狙います。
しかし前を走る馬も伸びて差は詰まらず。(残り400m地点)
残り300m付近から、ヴァンベールシチーのスピードが乗ってきます。掲示板あるか!
残り200m、ヴァンベールシチーの勢いが止まらない!
キタキタキターーーーーー!!!
あと1頭交わせ~(管理人、絶叫中)
差したーーーーーーー!!!
うわあ、最後方から差し切って勝ってしまったーーー!!!
管理人周囲のオーナーさん達は絶叫中(笑)
こんなことがあっていいのか~!!!
カメラを友人に預けて、私は口取り集合場所に走りました。
集合場所に集まったオーナーの皆さん興奮状態でしたね。ヴァンベールシチーの名付け親さんが「緑の風が吹いた!」と言っていました。
横断幕作っておいて良かった~
やっぱ、キンバリーシチー⇒ケープタウンシチーの牝系ラインは凄いなあ。
ウイナーズサークルにヴァンベールシチー登場。
さすがに汗びっちょりでした。でも、興奮してはいなかったですね。
「ちょっと一汗かいてきたけど、何か?」みたいな感じでした。まだまだ余力ありそうです。
まずは関係者だけで口取り記念撮影。
その後、会員さんも入っての記念撮影。
ヴァンベールシチー優勝おめでとうございます!
ここからは管理人の独り言。
管理人は祖母のキンバリーシチーから所有しているのですが、母ケープタウンシチーの現役時は色々ありました。
ケープタウンシチーがスーパー未勝利戦を勝てなかった時は、ケープタウンシチー所有会員さんを集めて、なんとか現役続行してくれと愛馬会にお願いし、
ケープタウンシチーが重度の屈腱炎になってしまった時も、会員さんを集めて、どれだけでも待つから現役続行してくれと愛馬会にお願いし、
ケープタウンシチーが繁殖に上がった時には、会員さんを集めて、初年度はステイゴールドを付けてくれと愛馬会にお願いしました。(ケープの母父がメジロマックイーンでしたので、父ステイゴールド、母母父メジロマックイーンの今までなかった配合に夢を求めました)
こちらの願いが通じたのか、初年度にステイゴールドを付けてもらいました。
当歳時に牧場に会いに行き、これは走ると直感で感じたので皆さんに薦めるとともに、募集時にはこれは売れ残りを出してはいけないと営業活動を頑張り、募集開始から数カ月で無事満口になりました。
ヴァンベールシチーは初子ということもあって元々小柄な馬でしたが、母ケープタウンシチーは1歳時にもっと小柄で、その後成長して480キロ位までになったので、気にしていませんでした。
ヴァンベールシチーはステイゴールドの影響なのか小柄なままでデビューも延びに延び、管理人を信じて買ってくれた人には申し訳ない気持ちで、重い荷物を背負っている状態でした。
今日の劇的な快勝で管理人の重圧もやっと解消された気がします。
終わってみれば、やっぱ、ケープタウンの子は強いじゃん、予想通りじゃん。信じて良かった。この一言に尽きます。
今後は怪我無く無事に勝ち星を増やし、父の勝ったG1を勝ってくれれば個人的にはOKです。
愛馬の中でも思い入れの強い馬だけに、デビュー戦勝ちできて良かった~
こんな体験、一口馬主の醍醐味だなあ。
愛馬会の皆さん、厩舎関係者の皆さん、牧場の皆さん、生産者の皆さんありがとうございました。