2017年6月25日 阪神11R宝塚記念(G1)に出走したクラリティシチーは10着でした。
エプソムカップに出走し4着と善戦したクラリティシチーは、その1時間後に宝塚記念2週前特別登録に登録。多くの競馬ファンが中一週では出走しないだろうと思っていたようですが、クラリティシチーは宝塚記念に出走してきました。
出走馬11頭の中で最低人気(単勝188.5倍)のクラリティシチーでしたが、ドリームレース宝塚記念にてどのような走りを見せるのか注目の一戦でした。
10Rの馬が阪神競馬場のパドックから去った後に、パドック電光掲示板に宝塚記念の出走表が表示されました。
その後に装鞍所の様子が中継されました。(右にいるのがクラリティシチー)
パドックには圧倒的1番人気キタサンブラックのサブちゃんも登場し、11レースのパドックを待ちます。
クラリティシチー登場。今回の馬体重は前走マイナス6キロの492キロでした。
元々もっと低い体重でも好走実績があるので特に心配はありませんでした。
無駄なお肉が取れた感じです。
2017年上半期の最強馬決定戦である宝塚記念のパドックに愛馬の姿を見て管理人は泣きそうでしたが、何とかこらえました(笑)
クラリティシチーはさつき賞以来の約3年ぶりのG1レース出走です。
3歳春のクラシックに向けたレースではダービー馬ワンアンドオンリー、安田記念馬サトノアラジン、天皇賞馬モーリスに先着していました。今回、宝塚記念に出走する馬は全馬初対決。どこまでやれるのかとても楽しみでワクワクドキドキでした。
中一週の強行軍でも何かやってくれそうな雰囲気があるんですよね。クラリティシチーは。
いつもは大人しいクラリティシチーも今日は気合が入っている仕草を見せていました。
G1レースだけあって、すごいショットも撮れました。
サブちゃん。
中川厩舎&石橋ステーブルのゴールドアクターチーム
パドックは超満員でした。そんな人混みを見るクラリティシチー。
レースで何かやってくれそうな期待の高まる雰囲気でした。
G1レースのパドックはやはり違いますね。
少頭数11頭立てだけにクラリティシチーにもチャンスはあるはず。
大レースに愛馬が出走するのって楽しい。
紫ゼッケンもカッコイイです。G1レースに出走しなければ、G1レースに勝てません。
最下位人気馬でもG1に勝つことありますし。
がんばれシチー軍団横断幕とクラリティシチー
今回、初めてクラリティシチーに騎乗する松山騎手が登場。
今年はさつき賞を勝ち、リーディング上位です。
管理人はてっきり川田騎手が乗ってくれるものとばかり思っていました。
シチーよりノースヒルズを優先したのかなあ。
上原調教師の指示を聞く松山騎手。どんな指示を受けたのでしょうね。
記念撮影もしていました。リラックスできたかな。
細江純子を見るクラリティシチー
騎乗命令がかかりました。
レースの時刻が迫ってきました。
屋外は大混雑でした。さすが関西のドリームレース。
勝ったらすぐに口取り集合しないといけないので、G1レース時は観戦場所が限定されますね。
本馬場入場です。入場曲は「ザ・チャンピオン」
この曲を競馬場で聞くの久しぶりだあああ!
やっぱこれだよG1は!
「ザ・チャンピオン」の曲でクラリティシチーの姿を見て胸が熱くなり涙腺崩壊。
もう今日は撮影無理。レンズ越しではなくしっかりと肉眼でクラリティシチーの雄姿を焼き付けることにしました。(ごめんなさい)
返し馬かっこよかったです。
以下、レースの模様。
スタートは普通も勢いよく加速していきます。
内回り合流地点では先頭を走ってます。
やばい、これハナに立っちゃうんじゃ???
シュヴァルグランとシャケトラがクラリティシチーを交わします。ホッ
それと同時にクラリティシチーは最内に付けます。
最初の1コーナーはクラリティシチー3番手。キタサンブラックは外の4番手でした。
2コーナーはクラリティシチーは少し控えて最内の5番手。スローペースです。
先行集団にいるクラリティシチーにもチャンスはあるぞ。
バックストレートで異変が。サトノクラウンが外から3番手のキタサンブラックを煽る。
これで先行集団のペースが一気に上がります。(サトノクラウンは後ろに戻る)
3コーナー入り口、クラリティシチーは最内の5番手をキープ。
残り800m標識、ここで最初に仕掛けた馬がクラリティシチー!
クラリティシチーはスパートをかけ最内をスルスルと上がっていきます。
4コーナー先頭はクラリティシチー!
直線入り口で先頭は最内のクラリティシチー!
これ、クラリティシチーは勝つときのパターンじゃないか。
他馬に先駆けて仕掛けて加速し、前方に障害物無し。
G1獲るのか!!!(管理人絶叫中)
しかし、外の馬が迫ってきて次々に交わされる。粘ってくれ~
残り200mで5番手まで後退。
先に仕掛けた分、おつりがなかったか。伸びきれずに後退。
結局10位でゴール!
なんとか10着賞金ゲット(笑)
4コーナーから直線入り口では、勝つかと思いましたよ。見せ場たっぷりでした。
負けはしたものの、勝ちを狙いに行っての負けなので大満足。
後からラップを見てみると、レース前半はスローペースだったものの、
残り1200mは先行馬が超ロングスパート状態だった模様。で、先行馬は直線半ばで全滅し、後方待機馬が勝った感じですかね。
ペースが上がったところでさらにクラリティシチーが動いたからみんな釣られて先行馬が消耗してしまいました。
かと言って、クラリティシチー自体はあそこで動くのが自分の形ですし、最後の失速もこれは仕方がない。後方からバテた馬を交わして着順を上げる競馬よりも、G1で見せ場を作ったレースに感謝です。
クラリティシチーが仕掛けてから20秒弱、最高の夢を見ることができました。
勝てると思った人たくさんいたはず(笑)
単勝188.5倍の最低人気評価だったけど、よく頑張ったと思います。
終わってみれば、私の馬券の大本線は9着ー10着で大惨敗でした(大笑)
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