がんばれシチー軍団ホームページ

友駿ホースクラブのシチーを応援するホームページです。

    このページは、友駿ホースクラブのシチー所有の皆さんとともにシチー全馬を応援するページです。

    3歳シチー成績
    ラスベガスシチー 5→1→10→8
    キーウエスト 4→5→6→2→3→1→15
    ハイデンガールズ 9→1
    マリナーズシチー 1

    クレストシチー 6→4→9
    プログレスシチー 10→5

    エランドールシチー 9
    レディカリーナ 10
    シャルマンヒロイン 10
    スカーレットギャル 11→17→10→15

    マーベラスシチー 

    レース

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    本日、新潟11R谷川岳ステークスに出走したクラリティシチーは最後の直線で故障を発生し、予後不良安楽死処分となってしまいました。

    ブログはなるべくシチーが勝った時だけ書こうと思っていましたが、現場で見た者として、最後のクラリティシチーの雄姿を伝えようと思います。

    クラリティシチーはここまで30戦3勝のオープン馬。3歳春のクラシック戦線を賑わせました。いつもあと一歩のところで賞金加算できず、強硬ローテを頑張って走り続けました。その後、G3重賞2着2回という中途半端な賞金加算で最低賞金でのオープン昇格。いつも真っ先に賞金除外対象になり、思ったレースに出られませんでした。最後に勝ったのは3年前の東風ステークス。
    昨年はエプソムカップから中1週で宝塚記念出走や、富士ステークスからカシオペアステークスに連闘するも不良馬場に泣くという、運の無い馬でした。基本差し馬ですがマイルでもスローだったりと自分のレースができていませんでした。

    そんなクラリティシチーが谷川岳ステークスに登録。今回は除外の心配なし。
    メンバーを見るとミドル以上ハイペースの可能性が高い。さほど強い馬も見当たらない。
    枠順は大外16番を引き当てる。新潟は新馬戦でガリバルディに勝って新馬勝ちした得意コース。

    これなら、4角大外を回って最後の長い直線で差し切れるぞ。クラリティシチーの勝ちパターンのレースになりそう。私の期待はMAXでした。しかもなぜか人気が無い。(11番人気)
    ここをきっちり勝って賞金を加算して、これからは出たい重賞に出て活躍しまくるぞ~

    パドック入場
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    クラリティシチーの馬体重は496キロ。全く問題なし。

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    いつもは大人しいクラリティシチーが今日は気合いが入っていました。
    馬も分かっていたのかな。今日が重要な一戦になることを。

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    馬体の雰囲気も良かったです。あとは末脚爆発に期待するだけ。

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    新潟を走るのはセントライト記念以来です。

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    本馬場入場は最後に登場。

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    クラリティシチー自身が走りたくて走りたくてしょうがない感じでした。
    川須騎手が落ち着かせようとするも反発していました。


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    無事、返し馬に移行。期待は高まります。


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    発走が近づき、ゲートに向かうクラリティシチー


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    ファンファーレ


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    最後にゲート入りするクラリティシチー


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    スタートはまあまあ。良すぎて前に行っちゃうのも困るので。

    位置取りは中段後方の外をキープ。
    これなら包まれることなくコーナー大外を回って直線勝負できるぞ。いいぞ、いいぞ。
    ペースも早い。差し展開か。

    コーナー大外を回り直線に入る。あとは真っすぐ走るだけだ。前方に障害物はないぞ。
    クラリティシチーの加速が始まる。これは良い時のパターンだ。勝てる!

    内回りコースの合流地点400mを過ぎたあたりで、内側斜め前を走る馬が外に少し寄れる。
    クラリティシチーがちょっとつまずくような形になり、少し後方に下がってしまう。
    すぐその後にクラリティシチーが再加速を始めると、再びガクンとなりズルズルと失速しました。


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    ここまで下がるのは脚になにかあったに違いない。

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    スピードは落ちてるが、走りを止めないクラリティシチー

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    もう走っていると言える速度では無かったけど、ゴールを目指すクラリティシチー


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    勝ち馬から9秒後に、ゴール板を過ぎたところでクラリティシチーは止まりました。


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    下馬してクラリティシチーの様子を見る川須騎手

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    関係者が集まってきました


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    左前脚が痛いことを伝えるクラリティシチー


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    川須騎手も再度かけつける


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    左前脚を痛がるクラリティシチー。立っているだけでも辛そうでした。
    左前脚の先がコントロールできていないことは見ていて伝わりました。。。
    こちらも覚悟ができました。
    馬運車も向かってきます。

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    ここで車に乗ることを嫌がる馬も多いけど、クラリティシチーは素直に乗ってくれました。
    さようならクラリティシチー

    JRAからは左前繋靭帯断裂とだけ発表がありました。
    その後、友駿ホースクラブから会員向けにお知らせがあり、
    レントゲンを撮ったところ、腱を全て断裂しており安楽死の処置を取ったと発表されました。。。


    クラリティシチー号のご冥福をお祈りいたします。


    今日のクラリティシチーの最終戦の結果を見てください。
    谷川岳ステークス16着です。競走中止ではありません。
    ゴール400m手前で故障を発生し、走ることを止めても良かったのに、クラリティシチーは最後の力を振り絞ってゴール入線しました。何が何でもゴールしたかったのでしょうか。
    クラリティシチーの状態を考えるとこの16着は重いです。

    春のクラシック戦線ではワンアンドオンリーやモーリスにも先着し、競馬ファンからの人気もある馬でした。セントポーリア賞の糞騎乗も話題になりました。弟のクラリティスカイとの比較もされました。
    3勝しかできなかったけど、かけがえのない大好きな愛馬でした。

    クラリティシチーお疲れさまでした。

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    11/18(土)福島12R高湯温泉特別に出走したヴァンベールシチーは5着でした。

    以下、観戦記です。

    フルゲート16頭に対して37頭が特別登録した高湯温泉特別。優先出走権も持ってないし、ここは除外されるだろうと油断していたら、まさかの出走確定でビックリ。

    近走のヴァンベールシチーは後ろからレースをするとスローペースで届かず、前でレースをすると最後息切れしてしまうという、自分の競馬ができていないレースが続いていました。平均~ハイペースで流れるレースは無いものか、そんなレース待ちでした。

    今回の舞台は福島芝2000m。メンバーを見ると逃げ先行馬が揃い、平均ペース以上になりそうな気配。しかし直線の短い福島コース。後ろからレースして届くのか?、先行押し切りで息切れする前にゴールを狙うのか?
    私が調教師なら後方待機で3角大外マクリの指示を出すと思うけど、最内1番枠に入ってしまった。どうすんのこれ。
    ヴァンベールシチーの位置取りが全く予想できないドキドキワクワクの一戦です。

    パドックの狭い(横断幕を張るスペースの少ない)福島競馬場なので、朝4時起床し6時過ぎの新幹線で福島入り。眠い。開門ダッシュしたけど、幕が少なく余裕で張れました(笑)

    さあ。ここから最終レースまで暇だ。福島競馬場は毎日集客イベントをやっているのでチェックすると、この日は昼休みの小和田アキ子ミニライブのみ。誰だお前?先週だったら永野だったのにぃ。

    しかも寒いからか、屋内ホールのピーチプラザでの開催。ステージで熱唱しているのだけど、後ろの大型ビジョンでは普通にレース中継映像が流れていて、ドラグーンシチーが走っているシュールな会場でした。てかドラグーンシチーが気になってステージに集中できん。残念3着!


    さて、話は戻ってヴァンベールシチーは新聞に印がほとんど無いにも関わらず、最初は3番人気10倍前後でした。所有会員さんが大口で突っ込んでいるのかな。(最終オッズは29.7倍)
    馬体重はマイナス2キロの420キロ。デビュー戦の体重を下回ってしまいました。まだ成長期に入っていないのでしょうね。晩成血統ですし、あと1年位待つ必要がありそうです。

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    今回のパドックは二人引きでした。前走よりは落ち着いている感じ。

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    見た感じは良くも悪くもなく普通。今日は寒いからか発汗も目立ちませんでした。

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    外ではメインレースが行われていて、パドックに張り付いているのはヴァンベールシチーの会員のみという異様な状況。

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    ぶっちゃけ一番心配なのが鞍上の中谷騎手。優先権もないし、裏開催で余っている騎手にしか依頼できないので仕方ない。

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    本馬場入場の時間になりました。

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    ヴァンベールシチー来た

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    いつもは返し馬でテンション高いのに今日は落ち着いていました。もしかして期待しちゃっていい?

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    ファンファーレが鳴っていよいよスタートだ。今日はどんなレース運びをするのか?

    ゲートが開く!
    スタートは普通だ。前に行くのか行くのか?
    あ~行かせようと押してない。後方待機策か!


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    前に行きたい馬がどんどん進出。ヴァンベールシチーはラチ沿いピッタリに進めます。

    ペースが速くなるから、末脚勝負だな。

    1コーナー通過、10番手辺り

    2コーナー通過、10番手辺り

    先頭1000m通過、1分1秒ちょい。スローペースじゃねぇか。これはヤヴァイ、終わった。。。

    3コーナー入り口、11番手。ヴァンベールシチーは相変わらず最内を走行中。外に出せない出す気なし。このまま見せ場なく後方ゴールインなのか。

    他馬は内の芝の荒れた部分を開けてコーナーを回る。ヴァンベールシチーは開いている荒れたところを加速しながら進出。おおお!

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    直線入り口、前を伺う絶好のポジション!これは期待できるぞ!

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    中谷:ヴァン、内が空いてる。内に行け!
    ヴァン:はい

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    前を走る馬が内にヘタレる。
    中谷:やべえ、内が閉じてしまった。
    ヴァン:もう!

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    中谷:内は中止な
    ヴァン:はい

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    中谷:外にするぞ
    ヴァン:はい

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    中谷:外から前を塞がれた
    ヴァン:いいかげんにしろ!

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    中谷:完全に前が壁になってしまった。師に怒られる!
    ヴァン:ったくもう。。

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    直線で上手く進路を確保できなかったものの、最後まで頑張って5着入選。
    直線スムーズなら3着あったか。
    何はともあれ、優先出走権獲得の5着は大きい。

    小回りコースでスローペースの後方から内を通ってもがきながらも掲示板に乗ったのは収穫でした。
    小柄で器用で本来は小回り行けるハズの馬なので、こういう競馬ができたことは素直に嬉しいです。

    馬体の本格化はまだまだ先だと思うので、今は色んなレースを経験して学習していけばいいかなと。

    優先権も確保でき、次は中山か中京か。


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    2017年6月25日 阪神11R宝塚記念(G1)に出走したクラリティシチーは10着でした。

    エプソムカップに出走し4着と善戦したクラリティシチーは、その1時間後に宝塚記念2週前特別登録に登録。多くの競馬ファンが中一週では出走しないだろうと思っていたようですが、クラリティシチーは宝塚記念に出走してきました。

    出走馬11頭の中で最低人気(単勝188.5倍)のクラリティシチーでしたが、ドリームレース宝塚記念にてどのような走りを見せるのか注目の一戦でした。


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    10Rの馬が阪神競馬場のパドックから去った後に、パドック電光掲示板に宝塚記念の出走表が表示されました。

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    その後に装鞍所の様子が中継されました。(右にいるのがクラリティシチー)


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    パドックには圧倒的1番人気キタサンブラックのサブちゃんも登場し、11レースのパドックを待ちます。

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    クラリティシチー登場。今回の馬体重は前走マイナス6キロの492キロでした。
    元々もっと低い体重でも好走実績があるので特に心配はありませんでした。
    無駄なお肉が取れた感じです。


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    2017年上半期の最強馬決定戦である宝塚記念のパドックに愛馬の姿を見て管理人は泣きそうでしたが、何とかこらえました(笑)

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    クラリティシチーはさつき賞以来の約3年ぶりのG1レース出走です。
    3歳春のクラシックに向けたレースではダービー馬ワンアンドオンリー、安田記念馬サトノアラジン、天皇賞馬モーリスに先着していました。今回、宝塚記念に出走する馬は全馬初対決。どこまでやれるのかとても楽しみでワクワクドキドキでした。
    中一週の強行軍でも何かやってくれそうな雰囲気があるんですよね。クラリティシチーは。
    いつもは大人しいクラリティシチーも今日は気合が入っている仕草を見せていました。

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    G1レースだけあって、すごいショットも撮れました。

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    サブちゃん。

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    中川厩舎&石橋ステーブルのゴールドアクターチーム

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    パドックは超満員でした。そんな人混みを見るクラリティシチー。

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    レースで何かやってくれそうな期待の高まる雰囲気でした。

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    G1レースのパドックはやはり違いますね。
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    少頭数11頭立てだけにクラリティシチーにもチャンスはあるはず。

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    大レースに愛馬が出走するのって楽しい。

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    紫ゼッケンもカッコイイです。G1レースに出走しなければ、G1レースに勝てません。
    最下位人気馬でもG1に勝つことありますし。

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    がんばれシチー軍団横断幕とクラリティシチー

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    今回、初めてクラリティシチーに騎乗する松山騎手が登場。
    今年はさつき賞を勝ち、リーディング上位です。
    管理人はてっきり川田騎手が乗ってくれるものとばかり思っていました。
    シチーよりノースヒルズを優先したのかなあ。

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    上原調教師の指示を聞く松山騎手。どんな指示を受けたのでしょうね。

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    記念撮影もしていました。リラックスできたかな。

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    細江純子を見るクラリティシチー

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    騎乗命令がかかりました。

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    レースの時刻が迫ってきました。

    屋外は大混雑でした。さすが関西のドリームレース。
    勝ったらすぐに口取り集合しないといけないので、G1レース時は観戦場所が限定されますね。

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    本馬場入場です。入場曲は「ザ・チャンピオン」
    この曲を競馬場で聞くの久しぶりだあああ!
    やっぱこれだよG1は!

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    「ザ・チャンピオン」の曲でクラリティシチーの姿を見て胸が熱くなり涙腺崩壊。
    もう今日は撮影無理。レンズ越しではなくしっかりと肉眼でクラリティシチーの雄姿を焼き付けることにしました。(ごめんなさい)


    返し馬かっこよかったです。

    以下、レースの模様。

    スタートは普通も勢いよく加速していきます。
    内回り合流地点では先頭を走ってます。
    やばい、これハナに立っちゃうんじゃ???

    シュヴァルグランとシャケトラがクラリティシチーを交わします。ホッ
    それと同時にクラリティシチーは最内に付けます。

    最初の1コーナーはクラリティシチー3番手。キタサンブラックは外の4番手でした。

    2コーナーはクラリティシチーは少し控えて最内の5番手。スローペースです。
    先行集団にいるクラリティシチーにもチャンスはあるぞ。

    バックストレートで異変が。サトノクラウンが外から3番手のキタサンブラックを煽る。
    これで先行集団のペースが一気に上がります。(サトノクラウンは後ろに戻る)

    3コーナー入り口、クラリティシチーは最内の5番手をキープ。

    残り800m標識、ここで最初に仕掛けた馬がクラリティシチー!
    クラリティシチーはスパートをかけ最内をスルスルと上がっていきます。

    4コーナー先頭はクラリティシチー!

    直線入り口で先頭は最内のクラリティシチー!

    これ、クラリティシチーは勝つときのパターンじゃないか。
    他馬に先駆けて仕掛けて加速し、前方に障害物無し。
    G1獲るのか!!!(管理人絶叫中)

    しかし、外の馬が迫ってきて次々に交わされる。粘ってくれ~

    残り200mで5番手まで後退。

    先に仕掛けた分、おつりがなかったか。伸びきれずに後退。
    結局10位でゴール!

    なんとか10着賞金ゲット(笑)

    4コーナーから直線入り口では、勝つかと思いましたよ。見せ場たっぷりでした。
    負けはしたものの、勝ちを狙いに行っての負けなので大満足。


    後からラップを見てみると、レース前半はスローペースだったものの、
    残り1200mは先行馬が超ロングスパート状態だった模様。で、先行馬は直線半ばで全滅し、後方待機馬が勝った感じですかね。
    ペースが上がったところでさらにクラリティシチーが動いたからみんな釣られて先行馬が消耗してしまいました。
    かと言って、クラリティシチー自体はあそこで動くのが自分の形ですし、最後の失速もこれは仕方がない。後方からバテた馬を交わして着順を上げる競馬よりも、G1で見せ場を作ったレースに感謝です。

    クラリティシチーが仕掛けてから20秒弱、最高の夢を見ることができました。
    勝てると思った人たくさんいたはず(笑)

    単勝188.5倍の最低人気評価だったけど、よく頑張ったと思います。


    終わってみれば、私の馬券の大本線は9着ー10着で大惨敗でした(大笑)

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    本日、エプソムカップに出走したクラリティシチーは4着でした。その観戦記です。

    クラリティシチーはオープン馬とは言うものの、賞金額が足りなくいつも真っ先に除外対象でなかなか思うようなレースに出られません。芝のレースはなかなか出られないということで、当初は6/10東京11Rのアハルテケステークス(ダート1600m戦)への出走を予定し、田辺騎手も確保していました。

    ところが、このダート戦に馬が集まり、クラリティは出られない状況に。。。
    運よくエプソムカップに1枠空きができ、急きょエプソムカップに出走することになりました。
    オープン特別のダート戦に出られず、芝の重賞に出走するというのも、ビックリでした。急に出走が決まった割にはなんと川田騎手が乗ることになってまたまたビックリ。運が良かったです。

    エプソムカップの芝1800mはクラリティシチーの得意な距離で過去に7戦走って4着以下無し。これは期待してしまいます。

    そして、今回一番ワクワクさせたのは、同レースにクラリティシチーの弟のクラリティスカイも出走し、初の兄弟対決が実現したことでした。
    実績ではNHKマイルカップ(G1)を勝った弟のクラリティスカイですが、兄クラリティシチーも皐月賞馬イスラボニータにだけは敵いませんでしたが、ダービー馬ワンアンドオンリー、安田記念馬サトノアラジン、天皇賞馬モーリスには先着したこともあり、弟にどこまでやれるか楽しみでした。


    さて、前置きが長くなってしまいましたが、本日のクラリティシチーは12番人気(単勝43.5倍)で馬体重は増減なしの498キロでの出走でした。

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    雰囲気はまあまあ良かったと思います。管理人はクラリティシチーで一番良いと感じたのは東風ステークス優勝時でしたが、そこまでは良くなくても平均以上ではあったように思います。

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    東京競馬場での出走は約2年ぶり。最近は京都での好走が目立ちますが、昔は東京でよく走っていました。

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    弟のクラリティスカイ。(4番人気単勝8.8倍)
    パカパカファームは大きな牧場ですので、幼いころには対面していなかったんじゃないかな。馬同士が兄弟と気が付いたかどうかは分かりません(笑)


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    騎乗命令がかかり静止するクラリティシチー。川田騎手は前のレースに騎乗していたためか、パドックには現れませんでした。とは言っても前のレースで勝ったデムーロ騎手はパドックで騎乗しているのですが。。。クラリティシチーも自分の騎手を探しているような仕草を見せていました。

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    パドックで川田騎手が乗らないので、馬より先に本馬場に移動しようとしたところ、、、

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    地下馬道入り口に、上原調教師と川田騎手の姿が。。。何やら上原調教師が川田騎手に話をしていました。

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    ちょっと珍しい光景。各馬が地下馬道に向かっている時に、川田騎手はパドックに入ってきて、


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    クラリティシチーに騎乗。現地にいた人は見逃した人も多いかも。

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    川田騎手はクラリティシチーに初騎乗です。果たしてどんなレースを見せてくれるのか。

    管理人の感じているクラリティシチーの特徴は、
    長く良い脚を使うが、よーいドンの瞬発力勝負に弱いです。
    直線でごちゃついたり、馬群を割るとスピードが止まってしまうので、好走パターンは直線入り口で前が開けているか、小回りコースなら3角から大外まくりを決めるで、自分のスタイルで走れるかが結果に影響します。

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    いよいよ本馬場入場。

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    馬が走りたくて走りたくてしょうがない感じでした。

    一番うれしいのは、優勝すること。
    優勝できなくても、賞金加算の2着は欲しい。
    2着はダメでも、馬券で配当が高い3着にはなって欲しい。

    12番人気の馬に何を期待しているのかって感じですが、このメンバーなら上位人気馬とそんなに能力差があるとも思えませんでした。展開次第でどうにでもなりそうな感じ。

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    いよいよスタートの時が迫ってきました。

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    各馬きれいなスタートでした。

    7枠13番のクラリティシチーは、すっと4番手に付けレースは流れます。
    そのまま4~5番手で先行します。
    クラリティシチーは先行すると最後に垂れることが多いので、できれば直線勝負の差しに徹して欲しかったのですが、、、。

    レースはそのままスロー気味に流れ、5番手で直線に入ります。
    クラリティシチーの前方に障害物無し。これは全力で走れるパターンだ!

    「行け~!!!」(管理人絶叫中)

    クラリティシチーが加速を始める。この勢いなら後ろから差されることはないぞ。前進あるのみ。

    「行ける!行ける!」「川田~!!!」(管理人絶叫中)

    あっ、写真撮らなくちゃ

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    クラリティシチーが徐々に前との差を詰める!

    「行け~!!!」(管理人喉が枯れる)

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    クラリティシチーがんばってはいるんだけど、4着でゴール!
    できれば、もう1つ上の着順が欲しかった~

    とは言え、4着あっぱれです。
    結局、3コーナーでクラリティの前を走っていた馬が1~3着に。

    後ろから直線勝負なんてしてたら後方のままでした。
    川田騎手もあっぱれ。
    前で積極的な競馬をして、ゴールまでスピードを持続させてくれました。
    川田騎手ならクラリティの能力を引き出せるのかも。

    一瞬勝つ(札束たくさん)夢も見れたしとても興奮しました(笑)

    そういえば、弟はどうした???
    なんと15着。兄の威厳は保てたかも。


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    クラリティシチーお疲れさまでした。

    レース後、クラリティシチーオーナーさん達とまたどこかで会おうと別れました。
    本賞金が少ないため、次がどのレースに出られるのかも分からなかったので。。。
    もしかしたら半年後のカシオペアステークスかもねみたいな。。。


    最終レース終了後に電車で特別登録を見ていたら、
    宝塚記念にクラリティシチーが登録していました!うぉ!

    なんと宝塚記念の2週前登録で、登録11頭という少頭数。出れちゃいます。
    重賞やオープン特別には出れないけれど、G1には出れる現象きた~

    キタサンブラックが強すぎるからみんな回避したんですかね。
    クラブ馬は、クラリティシチーしか登録していないし。

    重賞は10着まで賞金が出るので、1頭交わせば賞金が入る、、、
    いや、競馬は何が起こるか走ってみないとわからないし。

    管理人は、馬が疲れていないなら、宝塚記念出走しても良い派です。
    芝2200mはちょっと心配ですが、無欲で乗れば距離持つかもしれないし、
    いつ出れるか分からないローカル開催よりは良いかと。
    引き続き、川田騎手が乗ってくれないかな。

    宝塚記念で横断幕を張るには前日入りしないと厳しいので、往復の飛行機と宿は押さえました。
    出走するなら楽しみです。

    最近、大阪の宿は高いので気になるけど、G1に出走すると各馬のストラップとかTシャツ等のグッズが発売されるので買わねば!

    レースもキタサン等が前で潰しあってくれたら、ひょっとして。。。

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    ついにこの日がやってきました。ヴァンベールシチーのデビュー戦。
    東京芝1800m戦と最高の舞台が用意されました。

    今日はG1デーなのでいつもより早く競馬場に向かい、そこそこ良い位置にこの日のために準備したヴァンベールシチーの横断幕を張りました。
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    G1デーに3歳未勝利戦出走馬でしかも人気の無い初出走の馬の横断幕は一般の競馬ファンから見れば違和感ありありだったかもしれません(笑)

    顔写真付きの横断幕は珍しいんじゃないかな。インパクトはあったと思います。
    ちなみに、写真は当歳時に牧場で撮影したものです。ヴァンベールシチーの背景がグレーになっていますが、実はこれ、ヴァンベールシチーのお母さんのケープタウンシチーのボディです。(ここまでこだわって写真を厳選しました)

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    ヴァンベールシチーは大外枠16番。馬体重は422キロ。
    既に新馬戦は終わってしまい、未勝利戦でのデビュー。
    追い切りで好時計を出していたわけでもなく、厩舎コメントも弱気で、新聞の印もほとんど無く、8番人気で単勝50.7倍でした。

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    ヴァンベールシチーがパドックに登場。メンコしてますね。額の白丸が隠れてしまってる。

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    父ステイゴールドに似て小さいです。もっとカリカリしているかと思いましたが意外とおとなしかったかな。

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    見るからに強そうとかそういうタイプではありません。
    このレースに栗毛の馬はたくさんいましたが、他の馬のほうが良く見えたりも。

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    騎乗命令がかかり、まずは池上昌弘調教師が馬体をチェック。
    母ケープタウンシチーを師が管理していたことから、ヴァンベールシチーも是非とも預かりたいとなったそうです。

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    鞍上は柴山騎手です。このコンビでどんなレースを見せるのでしょうか。

    デビュー戦なので、ケープの子だし、走ってみないと分からないよのワクワク感と、何とか5着に入って優先出走権を取って欲しいなあという現実感が管理人には交差していました。
    優先出走権が取れなかったら、函館在厩もあり得るかな。函館の午前中のレースに遠征するの大変なんだよなあとか真剣に考えていました(笑)

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    本馬場入場。早めに返し馬に移行していました。

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    何か、口割って走ってないか?大丈夫なのかな。
    (レース後、柴山騎手は「返し馬では前向きさを感じた」とコメント)

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    もうすぐ出走です。

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    最後にゲートインするヴァンベールシチー。
    東京芝1800m戦って大外枠は不利と一般的に言われますが、経験馬相手にデビューするヴァンベールシチーにとっては包まれず自分のペースで走れる絶好枠だったと思います。

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    ゲートが開き、スタート。
    ヴァンベールシチーも普通にゲートを出ることができました。

    しかし、この後すぐにつまずいてしまいます。

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    あっという間に最後方になってしまいました。

    レースはこのまま流れます。
    ヴァンベールシチーは最後方のまま、先頭からは20馬身位後ろです。

    あああ、終わってしまった。走ってくるだけになってしまうなあ。
    隣で見てたオーナーさんは「これで勝てたら、G1馬だ」とも。

    3コーナー、4コーナー、直線入り口と最後方のままでした。

    直線に入り、柴山騎手が馬を外に出して外差しを狙います。

    しかし前を走る馬も伸びて差は詰まらず。(残り400m地点)

    残り300m付近から、ヴァンベールシチーのスピードが乗ってきます。掲示板あるか!

    残り200m、ヴァンベールシチーの勢いが止まらない!

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    キタキタキターーーーーー!!!

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    あと1頭交わせ~(管理人、絶叫中)

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    差したーーーーーーー!!!

    うわあ、最後方から差し切って勝ってしまったーーー!!!

    管理人周囲のオーナーさん達は絶叫中(笑)

    こんなことがあっていいのか~!!!


    カメラを友人に預けて、私は口取り集合場所に走りました。
    集合場所に集まったオーナーの皆さん興奮状態でしたね。ヴァンベールシチーの名付け親さんが「緑の風が吹いた!」と言っていました。

    横断幕作っておいて良かった~
    やっぱ、キンバリーシチー⇒ケープタウンシチーの牝系ラインは凄いなあ。

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    ウイナーズサークルにヴァンベールシチー登場。
    さすがに汗びっちょりでした。でも、興奮してはいなかったですね。
    「ちょっと一汗かいてきたけど、何か?」みたいな感じでした。まだまだ余力ありそうです。

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    まずは関係者だけで口取り記念撮影。

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    その後、会員さんも入っての記念撮影。

    ヴァンベールシチー優勝おめでとうございます!


    ここからは管理人の独り言。

    管理人は祖母のキンバリーシチーから所有しているのですが、母ケープタウンシチーの現役時は色々ありました。
    ケープタウンシチーがスーパー未勝利戦を勝てなかった時は、ケープタウンシチー所有会員さんを集めて、なんとか現役続行してくれと愛馬会にお願いし、
    ケープタウンシチーが重度の屈腱炎になってしまった時も、会員さんを集めて、どれだけでも待つから現役続行してくれと愛馬会にお願いし、
    ケープタウンシチーが繁殖に上がった時には、会員さんを集めて、初年度はステイゴールドを付けてくれと愛馬会にお願いしました。(ケープの母父がメジロマックイーンでしたので、父ステイゴールド、母母父メジロマックイーンの今までなかった配合に夢を求めました)

    こちらの願いが通じたのか、初年度にステイゴールドを付けてもらいました。
    当歳時に牧場に会いに行き、これは走ると直感で感じたので皆さんに薦めるとともに、募集時にはこれは売れ残りを出してはいけないと営業活動を頑張り、募集開始から数カ月で無事満口になりました。

    ヴァンベールシチーは初子ということもあって元々小柄な馬でしたが、母ケープタウンシチーは1歳時にもっと小柄で、その後成長して480キロ位までになったので、気にしていませんでした。

    ヴァンベールシチーはステイゴールドの影響なのか小柄なままでデビューも延びに延び、管理人を信じて買ってくれた人には申し訳ない気持ちで、重い荷物を背負っている状態でした。

    今日の劇的な快勝で管理人の重圧もやっと解消された気がします。
    終わってみれば、やっぱ、ケープタウンの子は強いじゃん、予想通りじゃん。信じて良かった。この一言に尽きます。

    今後は怪我無く無事に勝ち星を増やし、父の勝ったG1を勝ってくれれば個人的にはOKです。

    愛馬の中でも思い入れの強い馬だけに、デビュー戦勝ちできて良かった~
    こんな体験、一口馬主の醍醐味だなあ。

    愛馬会の皆さん、厩舎関係者の皆さん、牧場の皆さん、生産者の皆さんありがとうございました。


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